音楽教育

ピアノ 身体技法 作曲・編曲 音楽理論 音楽史

ピアノ

 本来ピアノ教育は狭い意味でのピアノ演奏技術の指導のみにとどまらず、音楽教育の一環として行われるべきものです。そして、音楽教育には人間学的見地が必要です。
 ピアノ技術だけの教室ではなく、音楽を一生の友とできることを目標とします。せっかくピアノを習っても、「楽譜がなければ何も弾けない」とか「習った曲しか弾けない」のではもったいないことです。
 ピアノの本来の意味での「技術」は身体技法と音楽の理解が音楽的な衝動と結びついたものです。
 ピアノの身体技法はまず体をほぐすこと、それから指の訓練です。
 音楽の理解を深めるためには、楽譜を読むこと、作曲理論などの音楽理論とともに、外国語の知識、音楽史の知識が役に立ちます。
 ピアノ教育の現状をみわたすと、末梢的な指の問題だけをピアノ技術だと勘違いしていたり、音符を1つ1つ読むだけで発信、創造につながらないものであったり、教材の選択がバイエル、チェルニー、ソナチネなどの19世紀前半のものだけに限られていて(それ自身は教材として長所を持つにせよ)、現代の音楽生活とのつながりがなくなっていたりすることが多いようです。
 クラシックのピアノ名曲を弾くことが目的であっても、広い視点をもてば、曲を習得する時間が短縮され、無茶な練習による体の疲労や故障を避けることができます。
 ピアノを通して音楽を総合的に学びましょう。

身体技法

 体をほぐすことは、ピアノやチェンバロなどの鍵盤楽器のみならず、あらゆる音楽演奏に有効です。手や腕だけでなく全身をほぐして音の感覚をつかみましょう。
 ピアノ教室、チェンバロ教室では希望や必要に応じて身体技法の観点をとりいれます。身体技法のみのレッスンも可能です。
身体技法のカリキュラムについてはこちらをクリックしてください。

身体技法のグループレッスンはじめました。(2010年8月25日)
作曲・編曲

 ピアノを習っていても「楽譜がなければ簡単な童謡も弾けない」「コードネームが読めない」などの人が多いと思いますが、比較的簡単にできることで、できれば世界が大きく広がることです。学校、音楽療法などの現場では必要不可欠の技術です。
 ピアノ教室、チェンバロ教室でも希望や必要に応じて簡単な作曲の技術を学びます。作曲のみのレッスンも可能です。
和声学のカリキュラムについてはこちらをクリックして下さい。
音楽理論

 音楽理論といえば難しいイメージがあるかもしれませんが、その一因は「現状の音楽理論が時代遅れになっている」ことにあります。せっかく苦労して学んでも現代の音楽(いわゆる現代音楽だけでなく、さまざまなポピュラー音楽を含めた現代の音楽)を理解することにはつながらないのです。また、バロック以前の古楽を理解するにもあまり役にたちません。
 ポピュラー音楽やバロック以前の音楽を基本にして、いわゆるクラシック音楽を特殊なものと考えると、音楽理論はずいぶん簡単になり、また実用的になると私は思っています。
 ピアノ教室、チェンバロ教室でも希望や必要に応じて簡単な音楽理論を説明します。音楽理論のみのレッスンも可能です。
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音楽史

 音楽史も難しいイメージがあるかもしれません。やはり、おもしろい本や講義がなかなかないことが原因だと思います。DVDやCD、実演をまじえて、楽しく学びましょう。音楽史の知識はレパートリーの拡大、整理に役立ちますし、古典の演奏にあたっては不可欠です。
 音楽史をある程度専門に学びたい人の場合は、外国語(英語、仏語、独語、伊語、ラテン語など)が必要なので、洋書購読のお手伝いや文献案内をします。
 ピアノ教室、チェンバロ教室でも希望や必要に応じて簡単な音楽史を説明します。音楽史のみのレッスンも可能です。

* 専門家を目指す人のレッスンも可能です。

* 中学生、高校生、大人で習いなおしたい人も歓迎です。


レッスン日:9:30〜22:00(曜日についてはこちらをクリックして下さい

レッスン料 月単位(1) ワンレッスン
7000円(中学生以下)
7500円(一般)
90分5000円
60分4000円
30分2000円
(1)30分×月4回、あるいは1時間×月2回

無料体験レッスンあります。(30分程度 お一人様1回のみ)

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